旭川市庁舎について

旭川の問題を解決するために

旭川市庁舎について

2018年11月8日 お知らせ 0

現在、旭川の市庁舎の老朽化による建て替えについて市議会などで検討されています。
旭川市のホームページなどで新市庁舎のCGなども見ることができます。

私としても市庁舎を新築することは反対ではありません。
ですが、現在の新築案には全く魅力を感じません。

そもそも、窓口を2階、3階に設けるというのは全く理にかなっていません。

1階をコミュニティースペースにする旨を説明していますが、立地場所や人口、街の規模などによっては利用価値はありそうですが、旭川の様なある程度大きな街や、建設予定地では意味がないと思われます。

この話だけではありませんが、ここ10年くらいの市長や旭川市政は旭川市民よりも「自分達」の都合だけで物事を見て、考えていると感じます。

そして、旭川市民でもご存じない方もいるかもしれませんが現在の旭川市庁舎は、有名な建築家が設計したもので建築的歴史価値があるものと言われています。
「現代、近代の日本の名建築」のような本や教科書に掲載しています。

旭川は歴史が浅く、歴史的な建築物や遺産が非常に少ないので現在の市庁舎を壊すのは問題があると考えます。
しかし、地震の危険性は無視できません。
また、耐震工事を行なったとしても現在の市庁舎は小さく、近隣のビルなどに機能の一部が分けているので、家賃がかかる他、利便性も悪いという問題もあります。

そこで、最近よく耳にする「リノベーション」を提案いたします。
現在の市庁舎をベースに耐震工事+増築 という形です。

実際に世界ではその様にたいおうして世界的に話題になり、観光地としての役割を果たしている建物があります。
それがベルリンにあるドイツ連邦議会の国会議事堂です。
古くからある建物の上にガラスドームを設け、展望台としています。

ベルリンは、戦争で多くが消失した他、ドイツの他の都市とくらべ土地が東側(旧東ドイツの中)にあるため、産業、観光資源が乏しいので、観光客誘致のための政策が多くあります。

他にも、ヨーロッパやアメリカの美術館や博物館などでも入口は歴史的建造物でその奥は近代的な建築が増築されているケースは多くあります。

旭川も観光資源が乏しいの、その様に現在の市庁舎(あるいは外装など一部)を利用したリノベーションを提案いたします。